皆さん、こんにちは。
英知ゼミ塾長のオダチです。
3月は卒業のシーズン。
卒業は「旅立ち」でもあり「門出」でもあり
「お別れ」でもあります。
英知ゼミの開校当時より、4年間校舎を支えてくれた
大学生アルバイトスタッフが、卒業します。
感謝の気持ちを込めて、書きたいと思います。
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アルバイトスタッフとの思い出
今回卒業するのは、英知ゼミの立ち上げから
4年間に渡って校舎を支えてくれた女性スタッフです。
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5年前(2018年)に、当時私が勤務していた予備校に
高校3年生の生徒として来てくれたのが、
彼女との最初の出会いでした。
忘れもしないのですが、彼女とそのご家族との
入塾面談当日に、予備校校舎の目の前の道路で
「発砲事件」があり、校舎周辺にパトカーや警察、
報道陣が殺到して、すさまじい雰囲気になったのを今でも鮮明に覚えています。
https://www.sankei.com/article/20180323-Q63EA52H2FKGNOBUT5PHBJFENI/
<出典:産経新聞>
↑↑当時の新聞記事です。yahooのトップニュースにもなりました(笑)
警察が発砲した弾が、犯人の足を貫通して
校舎(ビル)の看板に当たったらしく、
校舎入り口にも規制線が張られ、
何故か私も警察に事情聴取される羽目になりました(笑)
そんな中での、入塾面談。
「こんな治安の悪い場所にある校舎なんて、選んでくれへんやろ…」
と、落胆して面談に臨んだのですが、
ご家族も本人も、たいして気にならなかったらしく(!?)
そのまま入塾してくれました。
彼女が高3の秋に、当時勤務していた会社が
予備校の事業から撤退してしまったため、
大学受験本番まで面倒を見ることが出来ませんでした。
この時の「悔しさ」は今でも残っています。
一方で会社の決定を覆すことの出来なかった
自分の「弱さ・至らなさ」を痛感することにもなりました。
しかし、私が校舎を離れても
ご家族とは連絡を取っており、
縁があって英知ゼミの立ち上げの際に
大学1年生のスタッフとして、手伝ってくれることになりました。
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4年間の思い出
初期の生徒が全くいなかった頃から
校舎を支えてくれていたので
あの時の、私の「不安」な気持ちや
それと相反する「自信」の気持ちも
彼女には吐露していたと思います。
また、私が生徒に厳しい言葉を投げかけた後も
生徒たちを優しくフォローしてくれました。
本当に「ゼロ」の状態から手探りで形を作っていく過程、
まさに英知ゼミという校舎の「進化」に携わり、
また貢献してくれたスタッフでした。
彼女が大学生の間に、校舎を増床することが出来て良かった!
4年間の想い出は尽きません。
彼女が、勤務中に体調不良で倒れてしまったこともありました。
また、夏の業務終了後に窓を開けたら、
外からゴ〇ブリが飛び込んできて、
校舎全体がパニックになったこともありました(笑)
いろいろな思い出はありますが、
彼女が高校生の時に見届けることが出来なかった「卒業」。
4年間、何とか校舎を存続させることが出来、
大学生としての、「卒業」を見届けることが出来ました。
そういう意味では、ホッとした
という気持ちが一番強いのかもしれません。
2020年からのコロナ渦で、彼女自身の大学生活も大きく変わり
大変な状況になりながらも、決して自分を見失うこともなく
優秀な成績で、大学を卒業することは非常に素晴らしいと思います。
またアルバイトを休むこともなく
きちんと就職活動に臨み、今春から
社会人としての活躍できる場を
自ら勝ち取ったことも、非常に素晴らしいと思います。
これからの人生も彼女の「強さ」と「頑張り」で
色々なことを乗り越えていってほしいと思います。
そして卒業
「ありがとう」という言葉だけでは
なかなか言い表すことが難しいのですが、
彼女に言葉を伝えるとしたら、やはり
「ありがとう」になるのだと思います。
2023年3月24日で
英知ゼミは「5年目」に突入します。
これまで地域の皆さんに支えて頂き
何とかここまでこれました。
そして大学生スタッフを送り出すことが出来ました。
しかし、まだまだ地域の子どもたちの学力向上に
寄与できる部分は多々残っていると思います。
1月から小学生英語コースが開講しています。
この次は、いよいよ「高校生部門」かもしれません。
まだまだ出来ることはあります。
彼女が「次のステージ」に旅立つように、
当塾も「次のステージ」に向かって進んでいきたいと思います。
危ぶむなかれ
危ぶめば、道は無し。
ご卒業おめでとうございます!
そして、ありがとうございました。