<先日、水都国際高校に合格した生徒から、過去問を寄付してもらいました!>

おはようございます。
英知ゼミ塾長のオダチです。

今日も朝から3年生が校舎で
入試直前の対策授業を行っております。

ここ数日は、最後の伸びしろである
理科と社会の暗記を中心に進めていましたが
ここからはもう一度過去問演習に戻り
最後のポイントチェックを行いたいと思います。

直前期に過去問演習を行うのは直前期の基本ですが
過去問演習を行う際のポイントについて
書きたいと思います。

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過去問演習の際のポイント

「過去問演習は、何のためにするの?」
という問いに対して、多くの生徒が

「入試問題の出題傾向を見る(分析する)ため!」
と答えます。

この答えは
半分正解で、半分間違いです。

確かに入試問題には「出題の傾向」があります。
それを掴むのは非常に大事なことです。

しかし、その一方で
問題の出題傾向は「急に変わる」ことが多々あります。

例えば、2017年の大阪府の公立高校一般選抜の入試問題。

2017年は、数学のB問題とC問題の
難易度が非常に高くなりました。

当然、問題の出題傾向も
それまでとガラッと変わっています。

傾向は、変わる可能性があるため
それだけに固執しすぎるのは危険です。

過去問演習をする際の、最大のポイントは
教科ごとの自分なりの時間配分を作ることです。

決められた(制限)時間の中で、
自分の処理能力をどのように発揮し、高めていくか。

これを常に考えながら
過去問演習に取り組まなければいけません。

誰しも
入試が時間無制限での実施であれば
高い点数を取ることは充分可能です。

しかし、時間に制限のない入試問題などあり得ないのです。

大阪府公立高校入試(一般選抜)であれば
課題作文が出題されます。

「課題作文を時間内に書き終えることが出来なかった」という声を
ちらほら聞くことがありますが、課題作文が最も配点の高い問題です。

時間内に書き終えることが出来なかった。
       | |  (イコール)
時間があれば、書くことが出来た。
ということです。

入試本番で「時間が足りなかった」は禁句です。

過去問演習で入試問題を解く際には
時間配分を常に意識して取り組むようにしましょう。

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嫌いでも、出題される問題には早めの対策を。

2020年度生に対しては
早めに対策を進めていきたいと考えています。

おそらく多くの1・2年生が
「英作文?無理 ~。」
「課題作文?きらい ~。」
と言うのだと思います。

嫌いであろうが苦手であろうが
出題が予想されるのであれば
出来るようにならないとダメなのです。

今年は、よりアンテナを張って
早めの入試対策を各学年ともに
始めていきたいと考えています。

受験生の皆さんは、最後の最後まで頑張りましょう!

以上、塾長のオダチでした!