おはようございます。
英知ゼミ塾長のオダチです。

今日も朝から3年生が校舎で
入試直前の対策授業を行っております。

大阪府公立入試まで、
いよいよ残り20日を切ってきました。

入試直前期に過去問演習を行うのは、基本ですが
改めて、過去問演習を行う際のポイントについて
書きたいと思います。

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過去問演習の際のポイント

「過去問演習は、何のためにするの?」
という問いに対して、多くの生徒が

「入試問題出題傾向見る(分析する)ため!」
と答えます。

この答えは
半分正解で、半分間違いです。

確かに入試問題には「出題の傾向」があります。
それを掴むのは非常に大事なことです。

しかし、その一方で
問題の出題傾向は「急に変わる」ことが多々あります。

例えば、2017年の大阪府の公立高校一般選抜の入試問題。

2017年は、数学のB問題とC問題の
難易度が非常に高くなりました。

当然、問題の出題傾向も
それまでとガラッと変わっています。

傾向は、変わる可能性があるため
それだけに固執しすぎるのは危険です。

過去問演習をする際の、最大のポイントは
教科ごとの自分なりの時間配分を作ることです。

決められた(制限)時間の中で、
自分の処理能力をどのように発揮し、高めていくか。

これを常に考えながら
過去問演習に取り組まなければいけません。

誰しも
入試が時間無制限での実施であれば
高い点数を取ることは充分可能です。

しかし、時間に制限のない入試問題などあり得ないのです。

大阪府公立高校入試(一般選抜)であれば
課題作文が出題されます。

「課題作文を時間内に書き終えることが出来なかった」という声を
ちらほら聞くことがありますが、課題作文が最も配点の高い問題です。

時間内に書き終えることが出来なかった。
       | |  (イコール)
時間があれば、書くことが出来た。
ということです。

入試本番で「時間が足りなかった」は禁句です。

過去問演習を行う際には
時間配分常に意識して
取り組むようにしましょう。

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やり直しに時間をかける

過去問を解いて、丸付けをして
「はい!次」
では意味がありません。

次に、同じような問題が出題された際に
確実に正解できるように
「やり直し」は、しっかりとやらないといけません。

そして、特に苦手を感じている単元や分野は
ここで集中的に対策を取っていかないといけません。

問題を解きっぱなし、やりっ放しは
禁物です。

「嫌い」と感じていても、出題される可能性の高い単元には、早めの対策を。

特に「数学」などの科目は
出題される問題がある程度予想できます。

嫌いであろうが苦手であろうが
出題が予想されるのであれば
出来るようにならないとダメなのです。

受験生の皆さん…
まだまだ伸びます。
勉強している、今、この瞬間、
あなたの成績は上昇しています。

成績は、入試直前期が最も伸びます。
諦めることなく、
最後の最後まで頑張りましょう!

以上、塾長のオダチでした!