ようやく春らしい陽気で暖かくなりました。
(※今日は各地で寒いようですが・・・)
開花するのを躊躇っているような
雰囲気だった地域の桜の花も
ようやく満開になってきましたね。
新学期がスタートしました。
新しい制服に身を包んだ新入生を
街で見かけることも多くなりました。
この時期になるとネットニュースで
「不登校」というキーワードが
多く出てくるようになりました。
~Yahooニュースより引用~
不登校が過去最多、5年連続増加の原因とは ~現場関係者から背景を紐解く~
少子化でありながら、不登校の生徒数は
増えているという現状。
このデータから読み取れることは
誰もが不登校になる可能性をはらんでいる
ということだと思います。
しかし最近は「不登校」に対しての認識も
以前と変わってきている部分があります。
ネットで検索してみると
「学校 行かなくていい」
というキーワードがヒットしてきます。
学校は「行かなくてはならないもの」
から
学校は「行くか行かないかを生徒が決めることが出来る」
というものに将来は変わってくるのかもしれません。
以前の予備校勤務の時代も
不登校を経験し通信制(単位制)の学校に
通っている生徒さんの大学受験の
お手伝いをさせて頂いた経験があります。
しかし、「学校に行かなくていい」とは言いにくい東大阪市の現状
文部科学省のHPより
不登校児童生徒による学校以外の場での学習等に対する支援の充実~個々の児童生徒の状況に応じた環境づくり~
文部科学省からの通達などを見ていると
不登校児童の教育機会を確保するためには
教員の先生に過度に期待することは限界があり
(※既に学校現場の業務が多忙を極めているため)地方公共団体、学校、民間の団体が協力して
支援制度を充実させる必要がある。
と解釈できます。
特に後半の
「地方公共団体、学校、民間の団体が協力して」
という部分。
さて、どうでしょうか。
我が東大阪市でそれが実現できているでしょうか。
不登校の子どもたちや保護者の方が、
学校に変わる教育の場を検索した時に
その場所がすぐに見つかるでしょうか。
小中学生が学校に行けなくなってしまった場合に
起こりうる勉強や将来の進路の問題は
どのように解決されるのか。
私は、まだまだ制度が追いついていないと感じています。
学校に行けなくなってしまった生徒への
手厚い対応が東大阪市で可能になってこそ
「学校に行かなくてもいい」ということを
声高に言えるのだと思います。
時代が進むと価値観も変わります。
いずれ
子どもたちが学びを選択する
時代がやってくるのだと思います。
最近は学校法人角川ドワンゴ学園さんが
N高等学校、N中等部
という新たな取り組みを行われています。
素晴らしいことだと思います。
我々も少しでも東大阪の子どもたちや保護者の方が
「困った」を抱えたときに解決できる立場で
活動をしていきたいと考えています。
学校に行けていない子どもたちへ
色々と理由はあると思います。
全然大丈夫です。
予備校時代の私の生徒たちの中には
毎年、不登校を経験した生徒たちが
少なからず存在していました。
小学校や中学校で不登校になった生徒たちが
私立高校や通信制の学校に通いながら
予備校に通って大学受験を目指しました。
大学生になって、みんな楽しくやっているようです。
私の知り合いでは、2年ほど不登校を経験し
今は、会社の代表取締役の方もいます。
今、学校に行けなくなっているからと言って
人生が終わるわけではありません。
出来ることをゆっくりやっていきましょう。
学校に行けていない子どもたちの保護者様へ
非常に不安なお気持ちになられると思います。
周囲の目や、学校からの連絡
そして進路の問題など。
多感な時期のお子様とはコミュニケーションの問題もあり
理由を聞き出すことも難しい場合もあるかと思います。
私は、不登校をきっかけに親子関係が
破綻してしまうことを危惧しています。
もしお子様が学校に行くことが出来ずお悩みの際は
決して一人で悩まず周囲に相談してください。
英知ゼミでも、不登校の生徒の受け入れを行います
英知ゼミでも
学習意欲はありながら、
様々な理由で学校に行くことの出来ない
東大阪市在住の小中学生
の日中(10時~15時)の受け入れを行います。
学校に行けなくなった場合に置き去りになりがちな
- 学習指導(学校の授業のフォロー)
- 進路相談
を行います。
また、英知ゼミで使用している教材は
デジタルICT教材のすらら
です。
すららは、無学年式の教材ですので
振り返り・先取りの学習が可能になります。
通学が難しい場合でも
ご自宅での学習が可能です。
またskypeなどを使い
遠隔で面談することも可能ですので
お気軽にご相談ください。
また通学費用に関してですが、
お子様のご状況によって変動はあると思いますが
ベースとなるものがこちらですので参考になさってください。
最後に。
過去の経験上ではありますが
中学・高校で不登校を経験した生徒が
「高卒認定試験をクリアし、大学受験に合格した」
という例をいくつも見てきました。
不安な気持ちにもなる部分もあると思いますが
何かお困りごとがあればお気軽にご連絡ください。
民間として子どもたちや保護者様のために
出来ることは、どんどんやっていきたいと
考えておりますので。