「うちの子、言うこと聞かないんです…」と感じている保護者の皆さまへ

東大阪市の進学塾
英知ゼミです。

保護者面談をしていると、本当によく聞く言葉があります。

「家では全然勉強しないんです…」

「何回言っても動かないんです…」

「言うことを聞いてくれなくて…」

とてもよく分かります。

毎日一緒にいるからこそ、気になる。
将来が心配だからこそ、言いたくなる。

でも、ひとつだけお伝えしたいことがあります。

家で見えている姿が、その子の全部ではありません。

■ 家では勉強しなくても、塾では頑張っています

「家では全然勉強しないんです」

保護者の方から、面談でよく聞きます。

だから、ついつい・・・

「勉強したの?」

「スマホばっかり見てない?」

「その点数で大丈夫?」

と聞いてしまう。

ですが、多くの生徒が
「家では勉強しない。
 でも塾では集中して勉強している。」
のです。

実際、塾ではよくあります。

家では全然勉強しないと言われていた生徒が、
塾では黙々と問題を解き、
質問し、最後まで集中している。

そんな姿を何度も見てきました。

保護者の方が驚かれることもあります。

保護者の方が見ていない場所で、
生徒たちは、ちゃんと頑張っています。

■ 家では勉強しないけど、京大に現役合格

私が予備校で勤務していた時代にも
高校生の保護者様から

「家では、勉強しないんです・・・」

「こんな状態で合格するんでしょうか・・・」

何度も言われました(笑)

とある女子生徒は、
保護者面談のたびに、お母さまから
上記の相談をいただきました。

家では勉強しない。

でも塾(予備校)には毎日来て、
閉校ギリギリの時間(23時)まで、頑張っていました。

その生徒は、
京都大学/農学部
現役で合格しました。

お母さまは、家で普段見ている娘の様子と
大学受験結果のギャップに
とても驚いていらっしゃいました。

京大に現役合格する生徒でも、
家ではそういう感じなのです。

■「勉強したの?」より大切な言葉があるかもしれません

ご自宅でのお子様の様子を見て

「勉強したの?」

と言いたくなる日もあると思います。

ですが、家は「安心できる場所」です。

学校や部活、友達関係。
子どもたちは思っている以上にエネルギーを使っています。

だから家では気が抜ける。
それは悪いことではありません。

塾から帰ってきた時は、
「宿題やった?」より先に

「お疲れさま」
「よく頑張ったね」
と言ってあげてほしいと思います。

たった一言ですが、子どもの表情が変わることがあります。

■ 私が生徒に言っていた言葉は一つだけでした

予備校の校舎長時代、
私は授業を担当していませんでした。

基本の業務は、
生徒の「受講進捗管理」です。

生徒と話す時にいつも言っていた言葉があります。

「調子、どう?」

本当にこれだけです。

すると不思議なもので、

「数学やばいです」
「部活しんどくて…」
「友達とケンカして…」

いろんな話が出てきました。

勉強の話をしようと思っていたわけではありません。
でも、何気ない会話から、生徒の今の状態が見えてきました。

■ 実は何気ない会話が、一番大切かもしれません

「今日どうだった?」

「給食何が出た?」

「部活どうやった?」

こういう何でもない会話。

実はこの時間の中で、

・人への接し方
・物事の考え方
・良いこと、悪いこと
・相手を思いやる気持ち

そんな善悪良否の価値観も育っていきます。

勉強は大切です。

でも、それだけではありません。

何気ない会話の積み重ねが、子どもの土台を作ることもあります。

■ 最後に

「勉強したの?」
と言いたくなる日もあると思います。

それは、お子様を大切に思っている証拠です。

でも時々は、
「調子どう?」

そんな一言から始めてみてください。

子どもたちは、思っている以上に話したがっています。
私たちも、勉強だけでなく、子どもたちの毎日を
見ていきたいと思っています。