皆さん、こんにちは。
英知ゼミ塾長のオダチです。
本日が夏期講習の最終日です。
月並みな言葉ではありますが、
「あっという間」に過ぎ去ってしまいました。
今年の夏期講習は、昨年のように
コロナが猛威を振るうこともなく、
体調を崩す生徒は少ないように感じました。
(熱中症は多かったようですが・・・)
お子様の体調管理や校舎への送迎など
学習環境の後押しをして頂いた保護者の皆様に
まずは御礼を申し上げます。
来週、8/28(月)~8/31(木)の期間は
「夏期講習の補習日」として、
個別に該当生徒たちのフォローをさせて頂きます。
私個人としての2023年度夏期講習は、
まだ続いております(笑)
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夏休み”だけ”頑張っても、「忘れてしまう」のみ。
2023年度夏期講習の合言葉は、
「今しかないぞ!復習をやるのは!」(by 長州力)
でした。
生徒たちは非常によく頑張ったと思います。
ですが、この頑張りを「継続」しなければ
何も意味がありません。
夏期講習期間中は、
中学3年生の授業を中心に行いましたが、
授業中の解説授業のたびに、
「こんな感じの問題、昔やったことがある・・・。」
「この用語(単語)(言葉)、聞いたことがある・・・。」
という声がよく聞こえました。
そうなんです。
今までに、やってるんです。
既に勉強してるんです。
今までに学習した内容で点数が取れないのは
「知識」が定着しきっていない。
もしくは、
「知識」が引っ張り出せていない。
のどちらかです。
だから、定期的に確認をしていかなくてはなりません。
「定期的に確認をする」ということは、
「定期的に問題を解く」ということです。
皆さんは「エビングハウスの忘却曲線」
というものを、ご存じでしょうか?
“人間の記憶”について、
時間の経過と忘却との関係を示した研究成果です。
このグラフからもわかるように、
人間は1日前の約75%もの内容を
「忘れてしまう」生き物なのです。
ということは、夏休みに一生懸命学習した内容も
その後何もしなければ、時間が経過し
「忘れてしまう」のです。
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「継続する」ことで定着していく。
夏休みが終わってからも、
学習を「継続」していかないと定着しません。
やはり「復習」というものが非常に大事なのです。
「復習」をすれば、先ほどの忘却曲線にも変化が出ます。
復習をすれば、忘却曲線が徐々に緩やかになり、
復習をすれば、元の状態に戻す復習自体が楽になります。
そしてさらに復習をすれば、
覚えている割合が非常に高くなります。
復習をすることで「短期記憶=一時的な記憶」が
「長期記憶=忘れても思い出すことのできる記憶」に
変化します。
生徒たちには、夏休みの頑張りを
今後も「継続」させていきたいと思います。
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さぁ、勝負の秋。
2023年の夏休み、夏期講習も終わろうとしています。
1つ終われば、1つ新しいことが始まります。
2学期の終わりには、おおよその受験校が決定します。
そのために”結果”を出すことが求められます。
「志望校」が「受験校」にそのまま代わるかどうかは、
ここからの頑張り次第です。
やることも多いですが一つひとつ
確実に超えていきましょう。
引き続き、私も緊張感をもって
業務に臨みたいと思います。
「この道を行けばどうなるものか。
危ぶむなかれ、危ぶめば道は無し」
“【夏期講習】終わりは始まり。そして継続せよ。” への2件のフィードバック